よくあるご質問

お客様より多数ご質問いだたいている項目について、Q&A形式で回答を掲載しております。
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  • 消火器について
  • 消火設備について
  • キャビネックス
    について

消火器の特性や基準、期限等に関する質問

Q-1消火器の種類はどのような物が有りますか?
AABC粉末消火器は第一リン酸アンモニウムを主成分とした普通(A)火災、油(B)火災、電気(C)火災の何れにも強い消火力を発揮する万能タイプで最も普及しています。

強化液消火器(ABC火災対応)は普通(A)火災の消火に優れており、天ぷら油火災にも適しています。
中性強化液消火器(ABC火災対応)はPHが中性である為、汚損や腐食が少なく比較的安心して使用出来ます。液体ながらマイナス20℃迄使用出来る優れた消火器です。
水(浸潤剤等入り)消火器(AC火災対応)純水をベースとした消火器で人体やテレビやパソコン等の電気機器への影響がほとんど無い優しい消火器です。

機械泡消火器(AB火災対応)界面活性剤の作用により水成膜を形成し再着火防止に優れる為、油(B)火災に抜群の消火力を発揮します。
二酸化炭素消火器(BC火災対応)主に窒息効果により消火します。使用後の汚損が少ない為、電気室等に最適ですが人体へ悪影響を及ぼす可能性が有るので設置場所の制限が有ります。
Q-2消火器の「能力単位」とは何ですか?
A消火器は国家検定品の為、細かい規準に基いて製造されています。能力単位とは別種の消火器の能力を比較し、防火対象物等に設置する場合にその建物に何単位の消火器が必要かを判定する為の数値です。同じ薬剤の消火器では薬剤量に比例して能力単位が大きくなり消火能力は高くなります。
◆例えば:「A-3・B-7・C」というような表示がされている場合
A-3/A火災(紙・木材等の普通火災)の能力単位は「3」
B-7/B火災(油火災)の能力単位は「7」
C /C火災(電気火災)はその消火器を使用しても感電の危険が無い事をあらわしています。
(Cには能力単位はありません)
Q-3消火器の使用期限について、教えてください。
A業務用消火器の設計標準使用期限は10年です。設計標準使用期限は、本体の表示銘板に西暦年で表示しております。住宅用消火器の使用有効期限は約5年です。使用有効期限は本体の表示銘板に西暦年月で表示しております。エアゾール式簡易消火具の品質保証期間は約3年です。品質保証期間は缶底に西暦年月で表示しております。
各種消火器の耐用年数について

設計標準使用期限10年の根拠は、(社)日本消火器工業会にて実施した、「外観不良による消火器の廃棄年数調査」、及び「耐複合サイクル防食試験による消火器の耐食性調査」の結果を踏まえ、設計標準使用期限を10年と設定しました。
Q-4設計標準使用期限内の消火器は安全ですか?
A設計標準使用期限は保証期間では有りません。設計標準使用期限内でも錆びや腐食、キズや変形が見られる消火器は速やかに新しい消火器と交換して下さい。また設置場所が高温多湿の場所及び直射日光や潮風の当たるところなどでは劣化が早まり設計標準使用期限迄使用出来ない場合も有ります。尚、ご家庭等に自主的に設置されている消火器であってもホームページの「自ら行う消火器の点検報告の作成はこちら」を参考に日常点検の実施をお勧めしています。
Q-52011年施行の消火器の省令改正等のポイントについて教えて下さい。
A破裂事故防止を目的とした「消火器の技術上の規格を定める省令の一部を改正する省令」が発布され、消火器の表示ラベルの規格が変更になりました。2022年からは従来の消火器(旧型式)は設置不可となります。また、点検基準の改正では、製造後10年を経過したものは、耐圧性能点検(水圧試験)が必要となりました。
2011年 消火器の省令改正等のポイント(PDF)
Q-6持っている消火器が型式失効しているのかどうか、わかりません。
A下記リンク先の失効消火器一覧表を参考にご確認ください。
失効消火器一覧表(PDF)
Q-7型式番号が消第29~1号とかかれてますが、この消火器の名前がわかりません。
A消第29~1号は「PEP-10N」です。
他の器種につきましては下記リンク先の消火器型式一覧表を参考にご確認ください。
→「カテゴリ一覧」からさがす
Q-8一般家庭ではどのような消火器を選べば良いですか?
AABC粉末消火器は普通(A)火災、油(B)火災、電気(C)火災の何れにも強い消火力を発揮する万能タイプで最も普及していますが室内で使用した場合は放射と同時に消火薬剤が広範囲に飛散し、視界がさえぎられると共に火元を確実に消火し続けることが難しくなります。又粒子が非常に細かく、且つ広範囲に飛散する為、使用後の掃除が非常に困難です。弊社としては再着火の可能性が少なく視界も確保でき使用後の後始末も比較的簡単な液体系の消火器をお勧めしています。
又、業務用消火器(点検必要で異常が無ければ10年有効)を一般家庭に設置する事も可能ですが、ご家庭には住宅用消火器(点検不要で5年間有効)を設置されることをお勧めしています。
Q-9消火器の設置環境が温度40℃を超えると差し支えがありますか?また短時間でも駄目ですか?もし設置してしまった場合、具体的にどの部分が最初に傷むのですか?
A消火器の技術上の規格を定める省令第10条の2で使用温度範囲が決められています。化学泡消火器は5℃以上40℃以下、化学泡消火器以外の消火器は零℃以上40℃以下となっています。これは使用温度範囲内で使用した場合において正常に操作することが出来、且つ、消火及び放射の機能を有効に発揮することが出来るものでなければならないと規定されているからです。消火器の性能を充分に発揮する為に使用温度範囲内に設置して下さい。範囲外の温度で設置した場合は消火薬剤、樹脂及びゴム部品が影響を受けます。
Q-10電気火災対応とはどのようなものなのでしょうか?
A変圧器、配電盤、コンセントなど、感電の危険を伴う電気設備から発生する火災に適合している消火器のことです。
尚、消火器のテストでは電極板と消火器ノズルとの距離が50cm離れて35kV、90cm離れて100kVの電圧をかけ、漏れ電流(放射時の薬剤から伝わる電流)が0.5mA以下なら能力単位Cが認められます。
Q-11蓄圧式と加圧式の違いについて教えて下さい。
A下記リンク先の比較表を参考にご確認ください。
バーストレス(蓄圧式)・加圧式 比較表(PDF)
Q-12自動車用消火器と業務用消火器はどこが違いますか?
A自動車用消火器は、自動車の走行中の激しい震動に耐える構造になっています。さらに車体からの脱落を防止するために、頑丈なブラケットと組み合わせ国の検査を受けています。
Q-13消火器のホーンノズルに付いている目印封印(黄色のプラスチック)は外してから設置するのですか?
A目印封印は取り外しをせずに、そのままの状態で設置してください。使用時に放射する圧力で吹き飛びます。湿気やホコリの侵入を防止する役目も果たしております。
Q-14他社の消火器でノズルに封印シールがありますが、ハツタの消火器はなくても良いのですか?
Aノズルはノズルキャッチにしっかりと保持されています。封印は不要です。

粉末消火器に関する質問

Q-15精密機械に粉末消火器を放出した場合、錆等の心配は無いでしょうか?
AABC粉末消火薬剤は撥水剤による撥水処理が施されており、常温においては金属への腐食性や導電性は小さいと考えられます。ただし、火炎や高温の機械にABC粉末が接触した場合には、薬剤が溶融し撥水性が失われ吸湿する可能性が高くなります。

また、長時間にわたる水との接触や高湿条件に晒された場合も吸湿する可能性があります。主成分のリン酸アンモニウムや硫酸アンモニウムは電解質であり、その水溶液は弱酸性を示すため、吸湿した粉末は腐食性や導電性が大きくなると考えられています。
ABC粉末消火薬剤を完全に除去しないまま電気機器を使用した場合の実験データ等は持ち合わせておりませんが、長期的には上記のように腐食性や導電性の影響が出る可能性はゼロではありません。
Q-16精密機械に粉末消火器を放出した後の掃除はどのようにしたら良いでしょうか?
AABC粉末消火薬剤を放出した後の処置としては、エアブローや掃除機等による吸引により粉末を除去した後、布等できれいに拭いて下さい。ただし、ABC粉末は微粉末であるため、精密機械等の内部に入り込んだ粉末は完全に除去できない可能性があります。
Q-17粉末薬剤が自動車にかかった場合は?
Aコンプレッサー等で吹き飛ばしたり、よく払い落とした上で、速やかに洗車をお勧め致します。そのまま放置しますと塗装が変色したり、金属が腐食する可能性が有ります。エンジンルーム等内部に入った場合は自動車整備会社や専門業者に清掃を依頼することが望ましいです。
【金属に対する腐食性について】
精密機械に粉末消火器を放出した場合と同様です。
Q-18粉末薬剤が目や口に入ってしまった場合はどうしたら良いですか?
A粉末(ABC)薬剤は非常に細かい粒子の為、放射時に目鼻や口などに入ると粘膜を刺激し、目、鼻の痛み、鼻水が出たり咳込んだりすることがあります。その場合は水などでうがい又は洗浄して下さい。(大量に摂取し、症状が改善しない場合は医師に相談し診察をお勧めします)
Q-19ABC粉末消火器3型のノズルに付いている青いキャップ(ノズル栓)は取らなくていいのですか?
A取らなくても構いません。使用時に放射する圧力で吹き飛びます。湿気やホコリの侵入を防止する役目も果たしております。

液体系、二酸化炭素消火器に関する質問

Q-20事務所に液体系の消火器を放出した場合、錆、汚れ等の心配は無いでしょうか?
A放出した消火薬剤を出来る限り集め、残留液とともにぼろ切れなどに吸着させて一般ゴミとして廃棄して下さい。消火薬剤がかかったところは雑巾等で充分に水拭きして下さい。アルカリ性や酸性のものもありますので直接手に触れないようゴム手袋等をご使用ください。
錆に関しましては十分に水拭き頂くことで腐食は最低限に抑えられますが発錆の可能性は否定できません。洗浄度合い、現場環境により発生する可能性はあります。
Q-21強化液より中性強化液の方が能力単位が大きいのはなぜですか?強化液は中性強化液より優れた点があるのでしょうか?
A中性強化液消火薬剤はリン化合物を含んでいるため防炎力が大きく、また、フッ素系界面活性剤の働きにより燃焼物への浸透力が大きいことが優れている理由としてあげられます。
強化液(アルカリ性)のメリットは天ぷら油火災の消火力が非常に優れている点です。
Q-22クリーンルームにお勧めの消火器は何ですか?
Aピュアウォーターをお勧めします。
塩類を含まないため残留物がほとんどなく、クリーンルームなどで安心してお使い頂けます。電気伝導率が10μS/cm以下(水道水の約1/20以下(当社比))で感電する心配もありません。純水ベースの中性消火薬剤のため、人にも環境にもやさしい消火器です。
Q-23ピュアウォーターを使用した場合の電子機器類への影響やその後の処置方法は?
A極微量ですが、蒸発しない成分が含まれます(実測値0.04%)。
機器類に対する影響は、ピュアウォーターをパソコンや携帯電話に直接放射した実験結果から、本体が乾燥すれば復旧すると考えていますが早急にデータのバックアップをお勧め致します。パソコンを分解せずにそのままの状態で恒温槽(40℃)にて24時間乾燥したところ、問題なく再起動が出来ました。(当社実験による)
Q-24ピュアウォーターの設計標準使用期限と点検の方法は?
A通常の消火器と同じです。(設計標準使用期限は10年、点検は消防法第17条の技術上の基準によります。)
Q-25PFOS(ピーフォス)含有商品について教えて下さい。
A下記リンク先の一覧表を参考にご確認ください。
消火薬剤及び機器におけるPFOS規制について
Q-26化学泡消火器の薬剤交換は何故1年毎なのですか?化学泡消火器に代わる消火器は有りますか?
A1年で薬剤を交換しなければならないという法的な規制はありませんが、消火薬剤の主成分である重炭酸ナトリウムが時間の経過と共に分解し、劣化するためです。弊社では1年で薬剤交換する事をお勧めしています。
又代替品として機械泡消火器がございます。化学泡消火薬剤と違い1年毎の薬剤交換は発生しません。但し、法定点検を必ず実施してください。(設計標準使用期限は10年、点検は消防法第17条の技術上の基準によります。)
Q-27二酸化炭素消火器を購入したら段ボールに「所有者ラベル」が入っていました。どうすれば良いのでしょうか?
A所有者ラベルは高圧ガス保安法で高圧ガス容器(消火器、消火設備等)に所有者を明記し貼り付けるよう決められたラベルです。所有者が会社である場合は会社名で記入の上、容器本体に貼り付けてください。
Q-28二酸化炭素消火器の点検基準は他の消火器と同じですか?
A点検の基準は基本的に同じです。ただ二酸化炭素消火器の内部及び機能の点検は、全数全質量の測定をすることにより、他の項目を省略することができます。
点検要領はこちら
Q-29二酸化炭素消火器を再充てんする場合、注意する事は有りますか?
A製造後5年あるいは前回の耐圧試験から5年が経過していれば、容器の耐圧試験に合格後に薬剤の再充てんを行います。

船舶用消火器に関する質問

Q-30自動拡散型粉末消火器プロマリンの有効期限は製造より6年となっていますが、点検整備又は消火薬剤交換等により期間は延びないのですか?
Aプロマリンの有効期限は製造より6年です。点検整備、又は薬剤交換等を行っても期間を延ばすことは出来ません。
Q-31船舶用消火器の保守・点検及び試験に関わる資格はどのような物が有りますか?
A消防設備士 乙種第6類の資格者が基本ですが、パナマ船籍に設置されている消火器(持ち運び式・移動式含む)については以下の条件でも可能です。

・船舶の条約証書を発行している船級協会あるいは同等な機関によって認可された整備点検事業者例)社団法人日本船舶品質管理協会における「船舶用消防設備整備技術者証」の交付を受けた者


・STCW条約第Ⅵ/1規則に基づく「基本訓練」の修了者またはその防火及び火災に関する知識及び技能が維持されていることについて証明された者
例)「改正STCW条約第Ⅵ/1規則に基づく基本訓練修了証」所持者
「改正STCWコードA-Ⅵ/1節3に基づき生存技術、防火及び消火に関する能力維持の証明書」所持者

Q-32船舶用持ち運び式消火器の水圧テストはできますか?
A弊社では水圧テストは行っていません。輸送費や解体作業費など点検に関わる費用が新品の購入費用と同程度の金額となってしまいますので新品の消火器と取替えて頂くことをお勧めしております。
Q-33プロマリンDD-150について薬剤の詰め替え、JGの検査について教えてください。
Aプロマリンは消火薬剤の詰め替えをすることは出来ません、またJGの検査は無人のエンジンルーム等で防護容積8㎥の対象物に設置することができる自動拡散型消火器として認められています。
Q-34自動拡散型粉末消火器プロマリンを防護容積より大きい場所に取り付ける場合、台数を増やせば問題ありませんか?
Aプロマリンは熱感知器が95℃にならないと作動せず、複数台設置しても火災感知は1台ずつとなりますので同時に作動する保証は有りません。従いましてプロマリンの防護容積の合算は出来ません。

例)対象物 3.8㎥の場合
正 DD-80(防護容積 4㎥) 1台
誤 DD-30(防護容積 2㎥) 2台 (2+2≠4)

リサイクル、その他に関する質問

Q-35古くなった消火器や使用済み消火器の廃棄処分の方法を教えてください。
A広域認定制度を活用した廃消火器の回収リサイクルシステム(HATSUTAエコサイクルシステム)にて、適正に処分させて頂きます。

・事業所からの廃消火器 回収・リサイクル手順はこちら
・ご家庭からの廃消火器 回収・リサイクル手順はこちら
・エアゾ-ル消火具の処分方法はこちら
Q-36エアゾール簡易消火具の廃棄・処分方法は?
Aごみ用等の大きいビニール袋を用意して頂き、中に数枚新聞や紙、雑巾等を入れてからビニール袋内へ缶を立てた状態(横、斜め不可)で薬剤を放出します。全量放出させた後の缶は、お住まいの地域のゴミ処理ルールに従って処分してください。又消火薬剤を吸い取らせた新聞、紙、雑巾等は燃えるゴミとして廃棄してください。

尚、標準使用期間を過ぎたものは放射用のガスが抜けてしまいボタンを押しても放出しない事が有ります。その場合は釘や千枚通しなどで穴を空け薬剤を抜いて下さい。ホームセンターなどで市販されている専用機も便利です。液を抜くための穴に加えて空気を取り込むための穴も空けると液を抜きやすくなります。念のため火気のない風通しのよい場所で保護具(ゴム手袋,マスク等)を装着し、怪我をしないように気をつけて作業をおこなって下さい。
Q-37掛け金具が付属されていませんが、どのように取り付けるのでしょうか?
A別売となっています。本体の購入先かお近くの弊社販売代理店でお買い求めの上、柱、壁面に木ネジやアンカーボルトなどでしっかり固定して下さい。
Q-38消火器詰め替えを一斉に行った際にどの加圧ボンベをつければよいか分からなくなりました。簡単に見分けることが出来ますか?
A下表を参考に取り付けを行ってください。

適用消火器容器記号
CUP-3/SP-3XB-12.4
CUP-4/SP-4X/CSP-3XB-17
CUP-5/CUP-6/SP-5X/SP-6XB-30
CUP-10/SP-10XB-38
CEP-10V/KDP-10A/DP-10XC-60
SDP-17X/DP-20XD-61
CEP-20V/KDP-20AD155
DP-50D450
CSP-100/DP-100NN2 750L
CSP-150/DP-150NN2 2000L
CSP-200/DP-200NN2 6000L
ALS-60/NR-60ND800
Q-39金属用火災放射器 メタックスは点検が必要ですか?。又、耐用年数はどれくらいですか。
A消火器では有りませんがメンテナンスフリーではありませんので蓄圧式の消火器と同様の点検をお勧めします。耐用年数は通常の環境で正常な維持管理が行われた場合5年となります。過ぎたものは交換をお勧めします。
Q-1スプリンクラー設備の閉鎖型と開放型は何処が違うのですか?
A閉鎖型のスプリンクラーヘッドは一般にスプリンクラーヘッドの先端にヒュージブルメタル(易溶性合金)が設けられており、所定の温度(72℃、96℃等でメタルが溶けノズルを閉鎖状態から開放され消火用水が放出される構造となっています、開放型は手動起動弁を開いて一定個数同時に放出します。
Q-2閉鎖型スプリンクラーの中に湿式、予作動式、乾式が有るのは何故ですか?
A防火対象物に対し、一般的には湿式が採用されるが水損を考慮しなければならない場合、ヘッドが破損しても放水されず感知器が発報して初めて放水が始まるのが予作動式です。舞台部のブドウ棚(天井部分)のように床から高く、ヘッド感知が難しい場所に設置するのが乾式であります。
Q-3使用するポンプに規格がありますか?
A(一財)日本消防設備安全センターの認定品である事です。
Q-4屋内消火栓等にポンプ起動押しボタンがあるが、ポンプの停止は何処でするのか?
Aシステムにより異なりますが、ポンプの停止はポンプの近くにあるポンプ制御盤で行います。むやみにポンプを止めることの無いようになっています。
Q-5起動用圧力チャンバー(タンク)はどの様な役割をするものですか?
A消防用ポンプを自動運転するためのものです。消火配管内の圧力が低下すると配管に繋がっているいる圧力チャンバー内の圧力が低下し圧力スイッチがOFF→ONになり運転信号を発します。
Q-6末端試験装置は何の為に付いているのですか、またその構造は?
A流水検知器が正常に働くか否かのテストを行う為に付いています。構造は末端試験弁のバルブを開けることでスプリンクラーヘッドの最低流量の水を流し流水検知装置が正常に働くかをテストします。
Q-7スプリンクラーヘッドが設置免除になる部分とはどの様な部分ですか?
Aスプリンクラーヘッドから水が放射されることで二次災害が起こりうる場所。もしくは火災の発生が起こりにくく、火災が発生しても燃え広がらない場所。消防施行規則 第十三条を参照してください。
Q-8放水型スプリンクラー設備とはどの様な時に設置しますか?
A対象物によって違いますが、天井の高さが6m以上ある場所に設置します。
Q-9「消火用散水栓」とはどの様な時に設置するのですか?
Aスプリンクラーヘッドの設置を免除した部分を包含出来る様に設置します。
Q-10屋内消火栓にはどの様な種類がありますか?
A現在屋内消火栓には、1号消火栓、2号消火栓、易操作性1号消火栓、広範囲型2号消火栓があります。設置基準は各消火栓ごとに決まっています。また各消火栓ごとにその能力の違います。防火対象物にあった消火栓を選択してください。
Q-112号消火栓と普通の屋内消火栓は何処が違うのですか?
A通常の消火栓はホースを伸ばし、ノズルを1人が持って他の1人が消火栓バルブを開けることになり、操作には最低2人が必要です。一方、2号消火栓はゴム製のホースがホースリールに巻きつけてあるので、消火栓の元バルブを開いてノズルを持ち、ホースを伸ばしてノズル先にあるストップバルブを開け放射することができるように、1人で操作が可能なことが1番の特徴です。ただノズルの吐出流量も普通の消火栓は130L毎分ですが2号消火栓は60L毎分と少なく、ホース長さも30mに対し20mと短く1基あたりの防護水平距離も25mに対して2号消火栓は15mと小さくなっています。
Q-12パッケージ型消火設備とはどの様な物ですか?
A当初は、屋内消火栓の代替設備として商品化されましたが、その後法整備がされ防火対象物の種類及び防護面積等を満足すれば設置が出来るようになりました。弊社ではスーパーアウルという名称で製造しています。
Q-13パッケージ型自動消火設備とはどの様な場所に設置しますか?
A小規模施設へのスプリンクラー設備設置強化に伴い安価で設置しやすいパッケージ型自動消火設備が誕生しました。その後既設物件に対応していましたが新築物件についても設置できる事となりました。設置条件には防火対象物の面積、用途等に条件があります。弊社ではエスピーアウルという名称で製造しています。
Q-14特定施設水道連結型スプリンクラー設備とは、どの様な物ですか?
A火災発生時に自力で避難することが困難な者が入所する社会福祉施設等(消防法施行令別表第一(6)項ロ)に設置。設置者の費用負担軽減等の観点から出来ました。
Q-15ドレンチャー設備とはどの様なものですか?
A消防施行規則第十五条開口部に設置する防火設備で一般的には防火戸を設置する事で対応している事が多いです。
Q-16泡消火薬剤にはどの様な物がありますか?
Aたん白泡消火薬剤、合成界面活性剤泡消火薬剤、水成膜泡消火薬剤、大容量泡放水砲用泡消火薬剤があります。
Q-17PFOSとは何ですか?
A消火薬剤生成段階で含有したもので新しい消火薬剤には含有していませんが既設消火薬剤の中には含入しているものもあります。『化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律』(化審法)により製造・輸入が出来なくなりました。
Q-18駐車場に付いているフォームヘッドの感知ヘッドとはどのようなものですか、また、一斉開放弁とはどの様な機能があるのですか?
A感知ヘッドとは閉鎖型のスプリンクラーヘッドと同様で、火災を感知すると一斉開放弁を起動させます。一斉開放弁はバランス弁の構造になっており、感知ヘッドが水を放出するとバランス弁の2次側(下流側)の圧力が下がり弁が開きます。すると一斉開放弁の2次側に接続されたフォームヘッドの配管に泡水溶液が流れます。
Q-19駐車場の泡消火薬剤と泡ヘッドには何故組み合わせがあるのですか?
A泡ヘッドと泡消火薬剤には組み合わせにおいて性能評定を取得しているので既設泡ヘッドにはどの泡消火薬剤が決まっています。
Q-20手動起動装置とはどのようなものですか?
A手動起動装置は感知ヘッドと同じ感知ラインに設置された手動で開く弁です。弁の2次側は排水されるようになっています。従って手動弁を開とすると感知ヘッドが火を感知したのと同じで感知ラインの圧力が下がり一斉開放弁がはたらきます。
Q-21手動起動装置とは如何なる時に使用するのですか?
A駐車場で火災が発生した場合、火災発生区画の感知ヘッドが火災を感知、作動し、一斉開放弁を開き泡ヘッドから泡を放射しますが、火災を人が発見した場合手動起動装置を使用することにより、前記と同様の動作をすることが出来ます。
Q-22一斉開放弁の役割はどの様な事ですか?
A駐車場などで、泡放射区画を決めその部分の泡ヘッドだけを放射する場合に使います。
Q-23プロポーショナーとはどのようなものですか、また泡消火薬剤貯蔵槽とはどのようなものですか?
Aプロポーショナーとは、泡消火薬剤混合装置といわれ、泡消火薬剤を一定濃度で水に混合させるための装置です。泡消火薬剤は、その希釈濃度により3%型(容量パーセントで水97、薬剤3)、6%型(容量パーセントで水94、薬剤6)があり、このプロポーショナーにより水と所定の濃度に混合され泡水溶液になります。この泡水溶液がフォームヘッドなどの泡放出口から泡として放出されます。

混合方式により
1.プレッシャープロポーショナー方式
2.ポンププロポーショナー方式
3.ラインプロポーショナー方式
4.プレッシャーサイドプロポーショナー方式等
があります。

泡消火薬剤貯蔵槽は泡水溶液を作るために必要な泡消火薬剤を貯蔵しておく貯蔵タンクです。
泡消火薬剤混合装置と泡消火薬剤貯蔵槽は、一体となって比例混合するので、直近の位置に取り付けられます。
Q-24火災(事故)で、泡ヘッドから泡放射があった時その止め方如何すれば良いですか?
A一斉開放弁の仕切弁を閉める、又は流水検知装置(アラーム弁)の仕切弁を閉めて下さい。
Q-25初田製作所標準品のY型ストレーナーの標準のメッシュの大きさはどの位ですか?
A標準のY型ストレーナーはパンチングメタルを使っていますのでメッシュの番手はありません。ストレーナーのパンチング径は1.5Φです、また穴面積は配管口径の約3倍です。(50A~150A)
Q-26フリーズセーフは希釈して使用できますか?
Aフリーズセーフは100%で使用して所定の温度(-10℃)まで凍結しない性能となっています。希釈して使用することはできません。またスプリンクラー設備又は感知ヘッド等に使用する場合はアキュムレーター(型式MU70-500)と同時に御使用下さい。
Q-27不活性ガス消火設備の消火原理は?
A酸素濃度を低下することにより消火する窒息効果です。酸素濃度を13%程度に下げて消火します。
Q-28消火ガスが放射された対象物内に入っても問題ありませんか?
A酸素濃度を低下させて消火しますので、消火直後にその中に人が入ることは大変危険です。
Q-29二酸化炭素消火設備に対する安全対策には、どの様な物がありますか?
A二酸化炭素消火設備の起動方式は『手動式』が原則です。点検時に誤放射を防ぐため、主管もしくは起動用銅管に閉止弁が設置され点検時閉止弁が閉まっている事を制御盤及び手動起動装置にランプ表示が付いています。
Q-30ガス充満表示灯とはどのようなものですか?
Aガス充満表示灯は消火ガスがその区画に放出されたことを示す表示です。消火ガスが充満している区画に人が入らないように表示しています。作動は放出区画の消火ガス配管中に圧力スイッチが設けられており、消火用ガスが送られてくると圧力スイッチが作動し充満表示灯が点灯します。
Q-31二酸化炭素消火設備の起動用ガス容器とはどんな機能を持つものですか?
A二酸化炭素消火設備の選択弁(放出する区画を特定する弁)、及び消火用二酸化炭素を収納した容器(ボンベ)の容器弁はガス圧作動になっています。起動用ガス容器は選択弁毎に設けられており、出火した区画の感知器が作動すると制御盤を通して、その区画の起動容器の起動用ガスが放出され、その区画の選択弁を開くと同時に消火用ガス容器の弁をその区画に必要なだけひらきます。
Q-32窒素ガス系の消火設備には「避圧口」が何故必要なのでしょうか?
A不活性ガス消火設備の窒素ガス系を使用する場合、放射ガス量が大量のため防護対象物内の内圧が上昇し、壁、天井、建具等に外圧が掛かり損傷を与える事があるために圧力を抜く目的で設置します。
Q-33ダンパー復旧装置とはどんな役目をするのですか、どんな時に使うのですか?
A二酸化炭素消火設備は室内の二酸化炭素の濃度を上げて窒息消火させます(1部冷却効果もあり)。従って室内にダンパー等があり室内に放出したガスを外に逃がしたのでは消火効果はありません。そこでガス系消火設備には放射するガスの1部をダンパーに付いているエアーシリンダーに送ってダンパーを放射と同時に閉じます。復旧装置はその閉じたダンパーを元に戻すものです。
Q-34粉末消火設備用薬剤について使用期限はありますか?
A点検時に、凝固化していないか等の確認作業で問題点が無ければ交換の期限はありませんが、耐用年数は8~10年とさせて頂いております。
Q-35移動式消火設備が設置出来る条件とは何ですか?
A消防法施行規則 第19条第5項第5号の「火災のとき煙が著しく充満するおそれのある場所以外の場所」とあります。
Q-36火災警報器が何らかの理由で鳴動した場合、総合盤でベルを止められますか?
A止められません。総合盤は発信は出来ますがベルを止めるのは受信機です。受信機のあるところに行ってください。
Q-37副受信機とはどんな役目をするものですか?またベルを止められるのですか?
A副受信機は受信機のある場所以外の場所で火災の位置表示および警報を鳴らす為のものです。ベルを止める機能はありません。
Q-38蓄電池設備について教えて下さい。
A

1.蓄電池設備のバッテリーは、鉛電池を使用しており設置環境にもよりますが通常寿命は2~5年です。5年で全てダメになる訳ではありませんが所定の電圧や電流が出ません。

2.蓄電池設備の電源部や充電部にはスイッチング電源を使用しております。内部の電解コンデンサが一番弱く耐用年数は5~8年くらいです。設置環境によりますが、経年劣化が進むと出力電圧が著しく低下し、制御盤への電源供給の不足や、バッテリーへの充電不良が発生します。

Q-39消火設備の税法上の耐用年数は何年ですか?
A建物付属設備、消火、排煙、災害報知、避難設備は8年となっています。
Q-1アルゴナイトキャビネックスで、現状消火可能な金属の種類を教えて下さい。
A実験結果では、マグネシウム・ジルコニウムが消火可能です。
ただし、粉の形状(リボン状・微粉末など)にもよりますので、事前に現品見本を頂き、実際の消火性について確認が必要となります。
Q-2アルゴナイトキャビネックスで、水溶性クーラントを使用した金属加工の場合、なぜ消火不可能なのですか?
A金属火災になるような上記金属(マグネシウム、チタン、ジルコニウム等)は酸素と非常に引っ付きやすく、水分子(H2O)を分解し酸素を取り込みます。また、水分は加熱されると容積が増え、その勢いで堆積している金属くずを空中に飛散させます。その結果、一旦火災になると爆発的な燃焼が発生し消火できなくなります。
Q-3イング24を設置後5年経過していますが、薬剤の交換は、しなくてもよいのでしょうか
A薬剤交換については、5年に1度の取替えとして頂いております。精密点検の際に同時にお取替え頂けますようお願いいたします。
Q-4COX-30ENA(バッテリー付)で停電時に24Vを取り出すには、キャビネックスのどの端子から取り出せばいいでしょうか。
AP.Nから24V出力しています。ただ、このバッテリーは、消火システムを一定時間バックアップするだけの簡易的なもので、その他の用途は、考慮しておりません。
容量:DC24V 0.45Ah
<参考>ENに炎センサーX2個・熱センサーX2個の組み合わせで、約1hのバックアップが可能です。
※その他の用途に使用すれば、時間は短くなります。
Q-5定期点検は必要ですか?
A自主設置の場合、消防法での点検義務はありませんが、メーカーとして半年に1回の定期点検を推奨しています。
Q-61日で何台の消火装置の点検が出来ますか?
A目安として、AM10:00~PM4:00(1時間休憩)2名作業で10台程度の実施が目安です。機械を段取り良く停止頂くことが条件です。
Q-7点検時、機械を停止する必要がありますか?
A通常、キャビネックスが作動すると、非常停止、または電源断(ブレーカートリップ)となる様に電気連動を取っております。この確認の為、機械をスタンバイ状態にして頂く必要があります。
Q-8点検は、1台どのくらいの時間で完了しますか?
A1台30分程度で実施します。対象機械は余裕を見て、1時間程度の停止をお願いいたします。
Q-9点検する為に資格等は必要ですか?
A当社では、
・消防設備士(甲・乙3類)を取得した消火設備点検資格者
・キャビネックスメンテナンス研修会修了者
・SEAJサービス安全教育修了者(半導体・液晶工場クリーンルーム)
→上記の資格・研修修了者を作業監督者として、最低1名派遣ください。
Q-10指定交換部品とはどのような物ですか?
Aキャビネックスには「指定交換部品」と呼ばれる定期的に交換の必要な部品があります。「指定交換部品」:バッテリー・ガス発生式起動装置・火災センサー
→設置後5年(※製造日ではありません)
Q-11指定交換部品は何故交換が必要なのでしょうか?
Aキャビネックスの中で、機能に影響を及ぼす最重要部品です。各部品の性質・性能上、定期的な交換が必要です。
Q-12起動装置は5年経ったら使えなくなるのですか?
A現場回収品を使用した作動テストでは、5年以上経過した起動装置も問題なく作動しています。しかしながら、キャビネックスの最重要部品である事、現場で動作確認が実施できない事を考慮し、5年で交換を推奨しております。
Q-13火災センサーも5年で交換しないといけませんか?
A原則的には、5年を経過したものは順次交換推奨しています。但し、火災センサーについては、テスター等を使用し、その作動を確認する事は出来ます。定期的なメンテナンスを実施し、その問題が無い事が確認できる場合には、お客様との相談の上で交換を見送る判断も出来ます。
Q-14キャビネックスの耐用年数は?
A設置後10年経過した自動消火装置は全システム交換を推奨しております。
Q-15自動消火システム(キャビネックス)の点検は消防法での点検の義務はありますか?
A自動消火システムは消防法による義務設置ではない場合がありますが、消防法設置の消防設備と同じように定期的に点検を実施してください。
・6ヶ月に一度専門家(消防設備士3種若しくは4種、又は消防設備点検資格者)による点検の実施
・外観点検、機能点検の実施
又、キャビネックスの専用のメンテナンス用治具が必要となります。点検作業は必ず消火設備の専門家により実施するようにしてください。不慣れな方が点検をされると、火災時の不作動や点検時の誤作動の危険があります。
Q-16CO2消火薬剤は定期的に交換する必要はありますか?
A自動消火システムに使用しているCO2消火薬剤は、定期的に交換する必要はありません。
ただし、CO2容器は高圧ガス容器ですので、充填された薬剤が何らかの原因で空又は、漏れが生じている場合があります。定期的は点検を実施いただき、CO2ボンベの重量チェック(漏れ確認)を行ってください。
Q-17自動消火システム(キャビネックス)の点検は誰でもできますか?
A消防設備士または消防設備点検資格者による点検をお願いします。
不慣れな方が点検をされると、火災時の不作動や点検時の誤作動の危険があります。
Q-18マグネシウムの火災はCO2で消火できますか?
Aマグネシウムは酸素に対して非常に結びつきやすい金属です。二酸化炭素はその元素に酸素を持っているため、これら金属元素が二酸化炭素の中の酸素を取り込んで、燃焼が拡大してしまいます。
マグネシウム火災の消火にはアルゴナイト消火ガスを選定してください。
※アルゴナイト消火ガスが適さない場合もありますので、弊社営業までご相談ください。
Q-19CO2ガス消火は危険ではないですか?
ACO2ガスは一般的な可燃物とは反応せず不活性な安定したガスです。消火する場合、これを対象区画内に大量に放射し、酸素濃度を低下させて窒息消火を行うものです。作動後、放出中のノズルの周辺や、消火対象物内部は酸素濃度が低下していますので危険です。
空気に比べて比重が重いので床面に溜まることがあります。(床下のピット等が周辺にある場合は十分換気を行ってください。)また、放射後は十分に換気を行ってから復旧作業を行ってください。
Q-20工作機械・半導体製造装置用自動消火装置とはどのようなものですか?
A消防法上では設置義務がない、生産設備にお客様が自主的に設置される消火装置です。工場等の生産現場で使用されており、キャビネックスアルゴナイトキャビネックスイングといった商品名のラインナップがございます。
Q-21自動消火装置の機種はどのように確認できますか?
AキャビネックスENやアルゴナイトキャビネックスは主に本体ボックスの扉の内側のラベルに機種の記載があります。ボックス左側の止金を外し、扉をあけることでラベルが確認できます。消火剤容器の側面にも容器型式を示すラベルが貼られています。キャビネックスKZやイングは本体ボックス内側左手に型式ラベルが貼られています。これらのモデルは扉上部のネジをゆるめることで扉を外すことができます。
Q-22ブザー音(連続音)が鳴っていますがどういう状態でしょうか?
A火災を検知するセンサーが反応した場合、または手動起動用のボタンを押した場合にブザーが連続音で鳴ります。自動消火装置が作動して消火剤が放射されたと思われますので、自動消火装置の購入元、点検事業者、または弊社までご相談ください。
Q-23ブザー音(断続音)が鳴っていますがどういう状態でしょうか?
A消火装置に使用されているセンサーや、機器が外れている、もしくは何らかの異常状態の場合に異常を報せるブザーが断続音で鳴ります。キャビネックス、アルゴナイトキャビネックスは本体制御盤のLED(黄)が同時に点灯します。キャビネックスKZ、イングの場合は扉右上のLED(緑)が点滅します。自動消火装置の購入元、点検事業者、または弊社までご相談ください。
Q-24保守交換品にはどのようなものがありますか?
A5年交換の指定部品として、消火剤容器を開放する起動装置やバッテリーがあります。また消火装置に使用されているセンサーやオプション機器類も定期交換を推奨しております。詳しくは定期点検を実施させて頂き、交換対象品をご報告させて頂いております。
Q-25取付工事、保守工事は誰でもできますか?
A消防設備士または当社の教育を受講している方の作業をお願い致します。
不慣れな方が作業をされると、火災時の不作動や作業時の誤作動の危険があります。
Q-26キャビネックスについて詳しい話を聞きたいので、どこに連絡したら良いでしょうか?
A最寄りの営業拠点、フリーダイヤル、問合せフォームへご連絡をお願い致します。
FPS事業部 東日本支店(東京)03-6432-4404
FPS事業部 中日本支店(名古屋)052-262-2581
FPS事業部 西日本支店(大阪)06-6471-1505
FPS事業部 西日本支店(福岡)092-233-1365

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