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ハツタの環境技術

不用になった粉末消火薬剤をリサイクル

ABC粉末消火薬剤のリサイクルにより飛躍的にリサイクル率が高まりました。消火器からとりだされた消火薬剤は異物・変質物を除去し、ハツタ独自のシリコーン処理、水分の除去を行って均質化し、原料化します。そして蛍光X線分析装置による厳しい検査に合格し、現行製品と同等の性能・品質を有するものだけが消火薬剤としてリサイクルされます。このリサイクル薬剤を用いて製造した消火薬剤は、新品の消火薬剤と同じ扱いとなります。粉末消火薬剤をリサイクル使用することは、「限りある資源の有効利用」と「地球環境汚染防止」に貢献でき、環境問題に取り組むハツタとしても今後さらに力を注いでまいります。

  • 『回収品のシリコン処理装置』粉末再生加工

    変質物と異物が取り除かれたABC粉末消火薬剤は、特殊シリコン等と特別な方法で混合し、約1時間かけて完全に再生されます

  • 『高性能蛍光X線分析装置』回収粉末の分析

    出来上がったABC粉末消火薬剤は、X線分析により、元素レベルで異物が除去されていることが確認されます。

液体消火薬剤のリサイクル

液体消火薬剤は、エマルジョン燃料の混合物として利用されています。エマルジョン燃料とは、燃料と水分(液体消火薬剤)を混ぜ合わせることにより燃焼温度を下げた燃料です。

※消火薬剤回収についてのお願い

再生・再利用を推進していく上で、消火薬剤の回収が大切になります。薬剤に不純物(異なる薬剤、水分、ゴミ等)が混入しておりますと、再生が出来なくなることがあります。回収薬剤には不純物の混入を避けて頂きます様ご協力お願い致します。

エマルジョン燃料

「エマルジョン燃料」とは、燃料と水分(液体消火薬剤)を混ぜ合わせることにより燃焼温度を下げた燃料です。

エマルジョン燃料のメリット

  • 燃焼温度が下がることで燃焼時に発生するNoxが減少
  • 燃料に含まれる水分が「マイクロ・エクスエクスプロージョン」という現象を起こすことにより、燃料の混合を促進し煤じん等の発生が格段に低減される。

エマルジョン燃料は燃焼温度が低いことから石炭などの代わりに用いられ、主にセメントの焼成などに利用されています。右記は液体消火薬剤(廃アルカリ)をエマルジョン燃料化する際のフローです。

臭気対策

活性炭吸着処理:3ヶ月に一度、明石市環境政策課に報告

ハロン1301消火薬剤回収システム(消防環境ネットワーク)

1994年以降、ハロンの生産等が全廃されたことを踏まえ、消防環境ネットワークを中心としてハロンの適正な管理、回収・再利用、リサイクルハロンの活用による必要量の供給が関係者の自主的な取り組みのもとに実施されており、当社も積極的な回収に貢献しております。

アルゴナイト消火薬剤

アルゴナイト(IG55)は、窒素とアルゴンといった自然界に存在する物質を成分としています。そのためハロンは最も効果的な消火剤として広く利用されていましたが、地球保護の役割を果たすオゾン層を破壊する為、モントリオール議定書に基づきハロンは製造中止となり、一日も早い全廃の声が高まっています。また、炭酸ガス等の大気への大量放射は地球温暖化を進めており、京都会議によりそれらの放射量が規制されることになりました。弊社が日本で初めて登場させた「アルゴナイト(IG-55)」は「地球にやさしい」をコンセプトに、大気中に存在する窒素50%・アルゴン50%を混合させた消火薬剤です。もちろん、オゾン層破壊係数0、温暖化係数0です。

ガス系消火設備比較表

不活性ガス消火設備 ハロゲン化物
消火設備
IG-55
(アルゴナイト)
消火設備
IG-541
(イナージェン)
消火設備
IG-100
(窒素)
消火設備
二酸化炭素
消火設備
ハロン1301
消火設備
消火原理 酸素濃度希釈 酸素濃度希釈 酸素濃度希釈 酸素濃度希釈
と冷却
燃焼連鎖
反応抑制
人体への
安全性
(米国NFPA
による)
ガス自体 無毒 無毒 無毒 毒性はないが、8%以上の濃度で中毒の危険 無毒性濃度
NOAEL:5%



オゾン層破壊係数
ODP
0 0 0 0 10
地球温暖化係数
GWP
0 0.08 0 1 4900
対象物への影響 なし
室内圧力上昇
(避圧装置必要)
なし
室内圧力上昇
(避圧装置必要)
なし
室内圧力上昇
(避圧装置必要)
冷却衝撃、着霜の恐れ有り
室内圧力上昇
結露の恐れ有り
腐食性ガス発生
ガスの
対空気比重
ガス自体 1.17 1.17 0.97 1.52 5.14
設定濃度で
混合後
1.07 1.07 0.98 1.21 1.21
放出後の室内酸素濃度 13% 13.1% 12.5% 13.6% 20.0%
放出後の室内CO2濃度 変化なし 3.1% 変化なし 35.4% 変化なし
放出後のガス排出装置 必要
(非常電源付一般換気利用可)
必要
(非常電源付一般換気利用可)
必要
(非常電源付一般換気利用可)
必要 必要
必要ボンベ数の比較 4 4 5 3.5 1
ISOの記号 IG-55 IG-541 IG-100 CO2 BFC-1301
化学式 N250% Ar50% N252% CO28% Ar40% N2 CO2 CF3Br
臭い・色 無色無臭 無色無臭 無色無臭
(臭い添加)
無色無臭 無色無臭



ガス貯蔵状態 気体 気体 気体 液体 液体
(窒素で加圧)
充てんガス量 21.8㎥/83L 22.4㎥/82.5L 20.3㎥/83L 55kg/82.5L 60kg/68.0L
ガス量判定方法 容器内圧力 容器内圧力 容器内圧力 容器質量 容器質量:内圧力

配管材料 Sch.80/40 Sch.160/80/40 Sch.80/40 Sch.80 Sch.40
許容最長等価管長距離 約200m 約200m 約200m 約100m 約100m

室内圧力排出の避圧装置 必要 必要 必要 不要 不要
放出前の警告 音声警報 音声警報 音声警報 音声警報 音声警報
基準設計ガス量 0.477㎥/㎥ 0.472㎥/㎥ 0.516㎥/㎥ 0.8kg/㎥ 0.32kg/㎥
開口部補正 - - - 5.0kg/㎥ 2.4kg/㎥
放出時間 60秒 60秒 60秒 60秒 30秒
自動放出方式 原則自動 原則自動 原則自動 原則不可:
無人室は可
原則可
熱分解生成物 なし なし なし なし あり(有毒)
当社測定値
製品改良・改善のため、仕様その他を予告なく変更することがあります。
また他社製品についても最新の仕様と異なる場合がありますが予めご了承下さい。
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